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ペン字のコツ

TIPS

誰でも美文字の印象を与えられる
独学でもできる『ペン字のコツ』をご紹介

当サイトの「ペン字のコツ」では、すぐに理解し実践してもらうため、ペン字の良い例と悪い例を掲載しています。
ペン字のコツは、練習者自身が理解して体感しなければ意味がないからです。練習の際に、良い例と悪い例を強く意識しなければ独学での上達は難しいでしょう。
しかし、お手本の字と自分自身の字としっかりと比較しながら、自分に足りていない部分を考えて練習するだけで学習効果が格段に違います。(その意味では、先生による指導は、自分に足りていない部分を指摘してくれるので良いですね)
1か月後、3か月後の字は「今」と見違えるほど変わっていることでしょう。
それでは、周りの人に美文字の印象を与えられるよう、最初の一歩を踏み出してみましょう。

独学での練習で本当に字がうまくなる?

答えは「Yes」でもあり「No」でもあります。
独学でも、他人に「この人きれいな字を書くなぁ」という印象を与えるぐらいまでには上達は可能です。あとは、その深さや上達のスピードでしょうか。師範など他人に教えるぐらいになるためには、しっかりとした先生について練習した方が近道かもしれませんし、上達のスピードを重視するなら、直接指導していただいた方が早い場合があります。

だからこそ、最初に目標設定を決めなければなりません。それは、どの程度まで上手になりたいのかということです。そして、そこにどの程度の費用を出せるかということです。
費用をかけず、自分のペースで着実に練習したい方は独学でのペン字練習も選択肢の一つになるかもしれません
「ペン字の味方」のサイトでは上記のような目的の方々を対象にし、無料ですぐに美文字の印象を与えられるペン字のコツをご紹介していきたいと思います。

ペン字のコツって具体的に何を意識すればいいの?

まずは、すぐに実践できるペン字のコツを紹介していきます。
まずは、特に絞った以下の4つを意識して書くだけで印象が変わりますので、①~④まで順に身につけていきましょう。

これらを意識するだけで美文字に見えること間違いなしです。

それでは、早速解説していきましょう。

①「右上がり」を意識

ペン字のコツ①右上がり

右上がりを意識するとなぜ良いか?
それは、手書き文字特有の躍動感とシャープさが出るからです。
実際に、上の図で両者を比較すると明らかですね。
ただし、極端に右上がりにするとバランスが崩れてしまうので、「気持ち右上がり」を意識することがおすすめです♪

②「等間隔」を意識

ペン字のコツ②等間隔を意識

等間隔を意識することは、上手に見える大きな要素です。
手本を真似しながら文字を練習する際に特に大切なことは、文字の字形はもちろんのことですが、文字以外の「余白」を意識することです。
このバランスがとれてくると、明らかな上達が見えてくるはずですよ。

③「中心線」を意識

ペン字のコツ③中心線

こちらも意識すれば簡単に実践できる三つ目のポイントです。
それは、中心線を意識すること。きれいな字の印象を与える人は、文字の中心線を必ず意識しています。あるいは無意識的に中心線を揃えられているはずです。

これは広告やデザインを知っている人なら当然の知識ですが、「揃える」ことで見た目の第一印象が大きく変わります。

では、実際にそうなのか、デザイン的視点で以下の図を見比べてみましょう。中心線の大切さがわかるはずですよ。

デザインの基本「揃える」

いかがでしたか?「揃える」(中心線を意識する)ことができているのとそうでないのとでは大きな違いがありませんか?
それでは、次もデザイン的な視点から説明ができる重要ポイントです。独学者は必読です♪

④ひらがなより漢字を少し大きく意識

ペン字のコツ④ひらがなよりも漢字を少し大きく

少しわかりづらいかもしれませんが、上の「良い例」では漢字の方が大きく、ひらがなが小さくなっています。このポイントは意識をすることで独学でもすぐに実践可能です。
つまり、ひらがなよりも漢字を少し大きく見せることを意識します。比率で言えば、「漢字」が10なら「ひらがな」を7の意識です。こうすることで視認性が高まりきれいな字に見えやすくなります。
こちらもデザインの視点から説明できます。人間の脳は余白がなくなってしまうと圧迫感を感じます。余白のあるなしが大きく印象を変える例を実際に挙げてみますね。
それでは、実際にデザイン的視点で以下の図を見比べてみましょう。余白の大切さがわかるはずですよ。

余白の大切さ

ちなみに、「良い例」の文章については漢字を少し大きめに、ひらがなを少し小さめにしています。
日本語はもともと「ひらがな」を多く使う言語です。諸説ありますが、一般に言われている読みやすい文章というのも、漢字が約3割でひらがなが約7割ぐらいが読みやすいと言われています。そのため、ひらがなを少し小さく書くようにすることで全体的に余白が入り、読みやすくきれいな字の印象を与えることができます。

以上、①~④を意識すると独学でも簡単に自分の字の印象が変わるのでぜひ試してみてくださいね。



「字」自体をきれいに書くコツについて

次は、「字の形」自体を美しく見せる方法についてです。
こちらは習得するまでに時間がかかる部分ですので、ポイントを意識しながらひたすら練習を続ける必要があります。そのポイントとは何か?詳細については、また随時追加していきたいと思います! 「ペン字のコツ」のページは書家の方との連携によりどんどん新しい情報を追加して行く予定です!お楽しみに♪

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